辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~
「メルリノ様に、浄化魔術をかけてもらってから使ってくださいね。その方が、長持ちしますから」
「わかった。ありがとう、ジャンさん」
瓶を受け取った。クッキーが五枚ぐらい入りそうな瓶。あまり大きくはない。籠に焼き上げたクッキーと包む用の紙を詰めて、メルリノを探しに行く。
見つけたメルリノに、試作のクッキー二枚と交換で浄化魔術をかけてもらう。エルの見立て通り、五枚入った。乾燥剤を入れ、しけらないようにきゅっと蓋を閉めた。
その間に、メルリノは二枚とも食べてしまっていた。
「メルにぃに、ありがとお」
「どういたしまして。このクッキーおいしいね。ジェナに焼いてもらったの?」
「そう」
「たぶん、父上も気に入るからあとでいっぱい焼いてもらえるかな」
「ロドリゴ様、食べたくなったら、料理当番と御相談、する」
「わかった。ありがとう、ジャンさん」
瓶を受け取った。クッキーが五枚ぐらい入りそうな瓶。あまり大きくはない。籠に焼き上げたクッキーと包む用の紙を詰めて、メルリノを探しに行く。
見つけたメルリノに、試作のクッキー二枚と交換で浄化魔術をかけてもらう。エルの見立て通り、五枚入った。乾燥剤を入れ、しけらないようにきゅっと蓋を閉めた。
その間に、メルリノは二枚とも食べてしまっていた。
「メルにぃに、ありがとお」
「どういたしまして。このクッキーおいしいね。ジェナに焼いてもらったの?」
「そう」
「たぶん、父上も気に入るからあとでいっぱい焼いてもらえるかな」
「ロドリゴ様、食べたくなったら、料理当番と御相談、する」