双子アイドルは俺様暴走族!
「あ、案内ありがとう。もういいよ?」
「残念、ここ俺の楽屋なんだ」
「……は?」
あたしはキョトンとして北見君を見る。
「プレートも確認せずにほいほい入ってきちゃうなんて、ちょっと警戒心なさすぎじゃない?」
クスクスと笑ってそう言う北見君。
えっと……これってどういう状況でしょうか?
ほいほい入ってくるなんて、まるでゴキブリみたいな言い方なんだけど……。
1人オロオロと周囲を見回していると、北見君の両腕があたしの体を抱きすくめた。
「ぎゃっ!?」
咄嗟のことでわけがわからず、つぶれたカエルのような悲鳴があがる。
「君ってなかなか可愛いよね。髪をアップにして化粧をすると、もっと素敵になるよ」
そう言う北見君の声はどんどん荒くなり、右手があたしの太ももをなでた。
その感覚に背筋がゾゾゾッと寒くなり、あたしは泡を吹く寸前だ。
「き、きき、北見君! これは一体どういう事でしょうか!?」
「どうって、ここまでされて理解できないの?」
北見君はそう答えつつ、あたしの体を畳へと寝かせた。
「残念、ここ俺の楽屋なんだ」
「……は?」
あたしはキョトンとして北見君を見る。
「プレートも確認せずにほいほい入ってきちゃうなんて、ちょっと警戒心なさすぎじゃない?」
クスクスと笑ってそう言う北見君。
えっと……これってどういう状況でしょうか?
ほいほい入ってくるなんて、まるでゴキブリみたいな言い方なんだけど……。
1人オロオロと周囲を見回していると、北見君の両腕があたしの体を抱きすくめた。
「ぎゃっ!?」
咄嗟のことでわけがわからず、つぶれたカエルのような悲鳴があがる。
「君ってなかなか可愛いよね。髪をアップにして化粧をすると、もっと素敵になるよ」
そう言う北見君の声はどんどん荒くなり、右手があたしの太ももをなでた。
その感覚に背筋がゾゾゾッと寒くなり、あたしは泡を吹く寸前だ。
「き、きき、北見君! これは一体どういう事でしょうか!?」
「どうって、ここまでされて理解できないの?」
北見君はそう答えつつ、あたしの体を畳へと寝かせた。