双子アイドルは俺様暴走族!
ハジメを家へ上げると、お母さんがリビングから顔を出してそう言った。
もう……。
いつもハジメが来たらすぐにジュースやお菓子を出してくれていたお母さん。
それが、【ツインズ】のせいですっかり雑な扱いになってしまった。
「ごめんねハジメ。先に部屋いってて? あたしジュース持って来るから」
「あぁ、ありがとう。上がらせてもらうよ」
そう言うと、ハジメは苦笑いを浮かべて階段を上がって行ったのだった。
「もうお母さん、ハジメに冷たくする必要ないでしょ?」
リビングに入って文句を言うと、お母さんはユズちゃんと2人で【ツインズ】のライブ映像を見ていた。
あ、これこの前のコンサートだ……。
見たことのある衣装にあたしはピンとくる。
どうやら番組で【ツインズ】の活動特集をしているらしく、2人ともあたしの文句を聞きもしない。
まったくもう……。
あたしは軽くため息をはいて、ジュースを取り出し二階へとあがったのだった。
もう……。
いつもハジメが来たらすぐにジュースやお菓子を出してくれていたお母さん。
それが、【ツインズ】のせいですっかり雑な扱いになってしまった。
「ごめんねハジメ。先に部屋いってて? あたしジュース持って来るから」
「あぁ、ありがとう。上がらせてもらうよ」
そう言うと、ハジメは苦笑いを浮かべて階段を上がって行ったのだった。
「もうお母さん、ハジメに冷たくする必要ないでしょ?」
リビングに入って文句を言うと、お母さんはユズちゃんと2人で【ツインズ】のライブ映像を見ていた。
あ、これこの前のコンサートだ……。
見たことのある衣装にあたしはピンとくる。
どうやら番組で【ツインズ】の活動特集をしているらしく、2人ともあたしの文句を聞きもしない。
まったくもう……。
あたしは軽くため息をはいて、ジュースを取り出し二階へとあがったのだった。