双子アイドルは俺様暴走族!
「ねぇ、ハジメは?」
そう聞くと、圭がプッと噴き出した。
え?
あたしなにか面白いこと言った?
「カヤちゃん、気がついてなかったの?」
「え? なにを……」
と、言ったところであたしはようやく、床に寝ころんでいるハジメに気がついた。
「もうハジメ、こんな所で寝ちゃダメだよ風邪ひくよ?」
と、言いながらそっと近づいて……。
その顔が鼻血で汚れていることに気がついた。
「鼻血……?」
あたしじゃあるまいし、【ツインズ】の2人がイケメンすぎで鼻血をふくことはないハズだ。
「ねぇ、ハジメ?」
その体をゆすってみてもハジメは目を開けない。
あたしは焦ってハジメの胸に耳を押し当てた。
トクントクンと定期的に刻まれる心音。
そう聞くと、圭がプッと噴き出した。
え?
あたしなにか面白いこと言った?
「カヤちゃん、気がついてなかったの?」
「え? なにを……」
と、言ったところであたしはようやく、床に寝ころんでいるハジメに気がついた。
「もうハジメ、こんな所で寝ちゃダメだよ風邪ひくよ?」
と、言いながらそっと近づいて……。
その顔が鼻血で汚れていることに気がついた。
「鼻血……?」
あたしじゃあるまいし、【ツインズ】の2人がイケメンすぎで鼻血をふくことはないハズだ。
「ねぇ、ハジメ?」
その体をゆすってみてもハジメは目を開けない。
あたしは焦ってハジメの胸に耳を押し当てた。
トクントクンと定期的に刻まれる心音。