双子アイドルは俺様暴走族!
【晴】
ひとこと、書かれたそれに「晴れ?」と、あたしは首を傾げた。
明日の天気は晴れですよぉって、スマホが教えてくれてるのかな?
なんて、そんなことあるハズない。
これは着信画面なんだから。
あたしは誰だかわからない電話の相手に少し困りながらも、電話に出た。
「も……もしもし?」
《もしもし? 出るのが遅いぞ》
ムスッとした男の声が聞こえてくる。
えーっと……どちらさまでしょうか?
《おい、聞こえているのか?》
「あ、はいはい。聞こえておりますよ?」
ハジメに知らない男には気をつけろと言われたばかりだし、ここは切ったほうがいいのかな?
ひとこと、書かれたそれに「晴れ?」と、あたしは首を傾げた。
明日の天気は晴れですよぉって、スマホが教えてくれてるのかな?
なんて、そんなことあるハズない。
これは着信画面なんだから。
あたしは誰だかわからない電話の相手に少し困りながらも、電話に出た。
「も……もしもし?」
《もしもし? 出るのが遅いぞ》
ムスッとした男の声が聞こえてくる。
えーっと……どちらさまでしょうか?
《おい、聞こえているのか?》
「あ、はいはい。聞こえておりますよ?」
ハジメに知らない男には気をつけろと言われたばかりだし、ここは切ったほうがいいのかな?