双子アイドルは俺様暴走族!
平野家であんなことがあって以来、なかなか会おうとしてくれなくて、一時はもう別れてしまうんじゃないかと思った。
でも、昨日ハジメからメールがきたのだ。

距離をとってゴメン。図書室で一緒に勉強しないか?
と。
あたしは二つ返事でOKし、今日のために昨日の晩は高級パックをしたくらい気合いが入っている

「とにかく、今日のデートで挽回しなきゃ!!」
玄関を出たあたしは自分に気合を入れて、一歩を踏み出したのだった。
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