双子アイドルは俺様暴走族!
「最悪……」
あたしはそう呟き、バッグの中から課題を取り出した。
まだ半分も出来上がっていない課題。

ハジメと2人で進めれば少しははかどる予定だったのに……。
そう思いながらペンケースも取りだす。

なんだかんだ言っていたって仕方がない。
夏休みが明けてからチンピラ先生に怒られるもの嫌で、あたしは課題を広げたのだった。
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