双子アイドルは俺様暴走族!
引き出しをあけたら未来型ロボットがでてきたりとか?

様々な不安を抱えながら机へと急ぐと、そこにいたのは体操着姿の【ツインズ】だった。
あたしの机はといえば、全くの無傷。

2人を取り囲むことで邪魔になって、教室の後方へと押し出されてしまっている。
あぁ、かわいそうに……。
1人集団から外された机をよしよしと撫でる。

さぁ、自分のおうちへ帰ろうね。
あたしはガタガタと机を引いて、女子生徒たちをかき分ける。
女子生徒たちはみな一様に、あたしをウザッたそうに見てくる。

でも、そんな視線には負けないんだからね!!
やっと机と椅子を定位置に戻すと、近くからチッと舌打ちが聞こえてきた。
パッとそちらへ視線をやると、そこにはいつぞやあたしを校舎裏へと呼び出した美少女様。

いくら美少女が相手だって、机の位置までは変えられないもん。
そのうち席替えとかあるだろうし、それまで我慢してもらわないと。
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