双子アイドルは俺様暴走族!
☆☆☆
そしてその日の放課後。
今日もハジメとの約束があったのだけれど、急ぎの用事じゃなかったので、あたしはハジメとの約束をキャンセルして1人ショッピングモールへと来ていた。
平日なのに今日も人が多く、昨日のソフトクリーム屋さんも相変わらず列ができている。
あぁ……あたしってば彼氏との約束を断って他の男と待ち合わせしているなんて、罪な女。
少しだけ自分がモテる女になった気分で、そんなことを考えてみる。
これだけ沢山の人がいても、まさかあたしが彼氏以外の人間と待ち合わせをしているなんて、誰も思わないだろう。
てか、そもそもあたしの存在なんて誰も気にしてないか。
そう思った時、トントンッと肩を叩かれてあたしは思わず3センチほど飛び上がって驚いた。
「すごい驚き方だな」
恐る恐る振り向いてみると、昨日のイケメン君が呆れた顔で立っているのが目に入った。
そしてその日の放課後。
今日もハジメとの約束があったのだけれど、急ぎの用事じゃなかったので、あたしはハジメとの約束をキャンセルして1人ショッピングモールへと来ていた。
平日なのに今日も人が多く、昨日のソフトクリーム屋さんも相変わらず列ができている。
あぁ……あたしってば彼氏との約束を断って他の男と待ち合わせしているなんて、罪な女。
少しだけ自分がモテる女になった気分で、そんなことを考えてみる。
これだけ沢山の人がいても、まさかあたしが彼氏以外の人間と待ち合わせをしているなんて、誰も思わないだろう。
てか、そもそもあたしの存在なんて誰も気にしてないか。
そう思った時、トントンッと肩を叩かれてあたしは思わず3センチほど飛び上がって驚いた。
「すごい驚き方だな」
恐る恐る振り向いてみると、昨日のイケメン君が呆れた顔で立っているのが目に入った。