双子アイドルは俺様暴走族!
「へぇ……」
晴の言葉にあたしはまたもポカンとしてしまう。
寄付って……あたしと同い年くらいの子が?
できても数百円くらいなものでしょ?
「ダメだ理解してない。圭、Blu-rayを流せ」
「へいよ」
晴に言われ、圭は立ちあがって何かのBlu-rayをデッキにセッティングした。
そしてすぐに流れ始めた曲にはどこかで聞き覚えがあった。
「あれ? この曲知ってるような……知らないような?」
よくわからなくて、首をかしげる。
「ここまで知らないとなると、いい加減腹が立って来るな」
晴がそう言い、あたしの頭をボンッ!とクッションで叩いた。
「なにするのよ、痛いじゃない!」
「痛くないだろ、クッションなんだから」
「痛いものは痛い!!」
「うるさいな、グーで殴るぞお前」
「なんでよ!」
そんな言い合いをしていると、テレビ画面には【ツインズ夏コンサート】という文字が現れ、そしてステージ上に立っている2人のイケメン君がアップで写しだされた。
晴の言葉にあたしはまたもポカンとしてしまう。
寄付って……あたしと同い年くらいの子が?
できても数百円くらいなものでしょ?
「ダメだ理解してない。圭、Blu-rayを流せ」
「へいよ」
晴に言われ、圭は立ちあがって何かのBlu-rayをデッキにセッティングした。
そしてすぐに流れ始めた曲にはどこかで聞き覚えがあった。
「あれ? この曲知ってるような……知らないような?」
よくわからなくて、首をかしげる。
「ここまで知らないとなると、いい加減腹が立って来るな」
晴がそう言い、あたしの頭をボンッ!とクッションで叩いた。
「なにするのよ、痛いじゃない!」
「痛くないだろ、クッションなんだから」
「痛いものは痛い!!」
「うるさいな、グーで殴るぞお前」
「なんでよ!」
そんな言い合いをしていると、テレビ画面には【ツインズ夏コンサート】という文字が現れ、そしてステージ上に立っている2人のイケメン君がアップで写しだされた。