双子アイドルは俺様暴走族!
ちょっと待って、学校でこの広さのラセン階段って全く意味がわからない!
クリーム色の階段に、手すりには細かい彫刻がほどこされている。
あたしはその手すりに手を触れることもしのびなくて、そろりそろりと紳士の後をついて歩く。
学校の2階に上がり、廊下の突きあたりまで来ると【職員室】という文字が見えた。
どこの学校にでもある安っぽいプラスチックのプレートではなく、木彫りのプレートだ。
どれだけお金をかけてるのよ……。
無駄に豪華な学校内に呆れ始めていると、職員室の中から1人の男性が出てきた。
灰色のスーツを少し着崩している。
短い髪を金色に染めて耳には複数のピアス。
しかもかなりのイケメンだ。
「カヤ様、この方が担任の先生になる方です」
紳士にそう紹介されてあたしはアングリと口をあけた。
それこそ顎が外れて床につきそうなほどに。
これが、先生?
「こんなチンピラが!?」
驚きすぎて思わず本音がそのまま口にでる。
「チンピラで悪かったね。これでも教員免許はちゃんと持っているんだぞ」
「ご、ごめんなさい……」
クリーム色の階段に、手すりには細かい彫刻がほどこされている。
あたしはその手すりに手を触れることもしのびなくて、そろりそろりと紳士の後をついて歩く。
学校の2階に上がり、廊下の突きあたりまで来ると【職員室】という文字が見えた。
どこの学校にでもある安っぽいプラスチックのプレートではなく、木彫りのプレートだ。
どれだけお金をかけてるのよ……。
無駄に豪華な学校内に呆れ始めていると、職員室の中から1人の男性が出てきた。
灰色のスーツを少し着崩している。
短い髪を金色に染めて耳には複数のピアス。
しかもかなりのイケメンだ。
「カヤ様、この方が担任の先生になる方です」
紳士にそう紹介されてあたしはアングリと口をあけた。
それこそ顎が外れて床につきそうなほどに。
これが、先生?
「こんなチンピラが!?」
驚きすぎて思わず本音がそのまま口にでる。
「チンピラで悪かったね。これでも教員免許はちゃんと持っているんだぞ」
「ご、ごめんなさい……」