双子アイドルは俺様暴走族!
「明日は朝7時過ぎにお迎えに上がります」
「本当に!?」
「もちろんでございます。カヤ様が2人の付き人をしている限り、毎日送迎をさせていただきます」

丸本ジィジの言葉にあたしはぱぁっと笑顔を浮かべる。

よかった。
バスや電車に乗る必要はないんだ。

それにこの心地よい車で毎日送り迎えなんて素敵すぎる!
あたしはピョンッと車から下りて「ありがとう丸本ジィジ! また明日ね!」と、丸本ジィジに手を振り玄関へと走ったのだった。
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