財閥御曹司は、深窓令嬢に一途な恋情で愛し尽くしたい。
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仕事が終わり、帰宅すると今朝のことは何もなかったように彼女は接してきた。
「葵さん、ご飯出来てますよ。それともお風呂にします?」
「先にご飯を頂くよ」
「わかりました、では準備しますね」
彼女はササっと配膳をしてくれて、それを食べた。とても美味しくていつも通りすぐに完食してしまった。
その後は、準備万端にしてくれたお風呂に入り出ると彼女が入浴しに浴室に向かった。いつもの夜だ。
だが、脱衣所にスマホを忘れてしまったのに気づいた俺は脱衣所のドアをノックして返事も聞かず開けてしまった。