財閥御曹司は、深窓令嬢に一途な恋情で愛し尽くしたい。
談笑をしていると、控室のドアがトントンと聞こえてきてドアから葵さんが入って来た。
「……愛百合ちゃん」
「葵さん、どうですか? 私、こんな綺麗な格好初めてで……」
「可愛い。見惚れてしまった……本当に想像以上に綺麗で、思わず固まってしまったよ」
「葵さんはお上手ですね、ありがとうございます。嬉しいです。葵さんもかっこいいです」
葵さんは「可愛い、本当に可愛い」と言って手に触れた。