僕、先輩とキスがしたいです。
えぇー!チワワと寝てるのかなぁ、ゆうちゃん。

きゃー!想像すると超かわいい!

犬もゆうちゃんも超かわいい!

***

そのまま案内されて2階のゆうちゃんの部屋に行った私達。

ゆうちゃんの部屋はモノトーンで統一されてて、‪”ベッドと机があるだけ‪”‬のシンプルな部屋だった。

「めっちゃ片付いてる!男の子の部屋ってもっとぐちゃ!ってしてるものだと思ってた」

ゆうちゃん片付けも出来るんだ〜。

「そっ、そうですか?ありがとうございますっ」

「私の部屋より綺麗だよ!これ!」




​───────ん?​───────




‪”ベッドと机があるだけ‪”‬のシンプルな部屋?

「あれ……?犬は?」

そういえば犬……どこにも居ない。。

チワワは……?どこ……?

部屋の中をキョロキョロしている私にゆうちゃんが言った。



「信じたんですか?」


「え?」

「男の家にホイホイ入る、って……。
ましてや僕……彼氏ですよ?考えたりしませんでした?」

「かっ、考える、って……何を…?きゃっ……」

ーードサッ…


「そういうこと、です」
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