美魔男の完璧な仕事に心が溺れる
そして、翔はキスを止めて、沙羅を車の助手席に座らせた。そして、自分も運転席に座る。
「外でイチャイチャしてる時、熊がきたらヤバいから…」
翔はそう言いながら、また濃厚なキスを始めた。もう、本当にキスだけじゃ終わりそうにないくらい、二人の気持ちは昂っていた。でも、真面目な沙羅は、何度も顔を離し小さく深呼吸する。もちろん、翔にもそうさせた。
「沙羅… もう、ホテルに帰りたい…
森は十分に堪能できただろ?
俺は、あったかいベッドが恋しくてたまらない。
いや、沙羅を抱きたくて頭がおかしくなりそうだよ。
もう、帰っていい?」
沙羅だって、同じ気持ちだった。
昨夜の出来事のせいでリフレッシュが必要だと思ったけれど、沙羅の求めてるものはもっと単純な事だった。
「うん… 私もそうしたい…」
沙羅は息も絶え絶えでそう返事をした。車の中で我慢が限界になるほどの激しいキスをして、それだけで終わるはずがない。翔は必死に身体を離した。
「安全運転で頑張ります…」