ゾンビ学園-鏡を見たらソレが感染する!?-
☆☆☆
「よく彼女をここに連れて来られたね」
千歳は椅子に座り、菓子パンをかじっていた。
食料も飲料も十分にあるからと、分けてくれたのだ。
普段は怖いイメージのふたりだったけれど、こんな状況だからか協力的だった。
「ゾンビはそれほど強くないだろ。後ろから羽交い締めにすれば簡単に拘束できた」
田中にそう言われて千歳は頷いた。
今までに自分が見てきたゾンビたちも、たしかにそれほど強いとは思わなかった。
田中と村上にかかれば拘束するくらいわけなかったに違いない。
「ご飯ありがとう。お腹ペコペコだったんだ」
菓子パンを食べ終えて人心地つく。
「それで? 藤中はどうしてここに来たんだ?」
村上に質問されて喉をつまらせてしまいそうになった。
今まで保健室にいたことはすでに話してある。
「よく彼女をここに連れて来られたね」
千歳は椅子に座り、菓子パンをかじっていた。
食料も飲料も十分にあるからと、分けてくれたのだ。
普段は怖いイメージのふたりだったけれど、こんな状況だからか協力的だった。
「ゾンビはそれほど強くないだろ。後ろから羽交い締めにすれば簡単に拘束できた」
田中にそう言われて千歳は頷いた。
今までに自分が見てきたゾンビたちも、たしかにそれほど強いとは思わなかった。
田中と村上にかかれば拘束するくらいわけなかったに違いない。
「ご飯ありがとう。お腹ペコペコだったんだ」
菓子パンを食べ終えて人心地つく。
「それで? 藤中はどうしてここに来たんだ?」
村上に質問されて喉をつまらせてしまいそうになった。
今まで保健室にいたことはすでに話してある。