熱情滾るCEOから一途に執愛されています~大嫌いな御曹司が極上旦那様になりました~
翌月曜日、私はいつも通り出勤していた。
今日は月一の朝礼があるので、オフィスで待つ。各オフィスの大型モニターに社長や、専務、庶務連絡がある役職者が代わる代わる映る。全部終わると三十分以上経っていた。
「院田、これから総務に行くぞ」
直属の上司に声をかけられ、私は首をひねりそうになった。なんだろう。総務に用事なんかない。なぜ、上司に連れられ出向くのだろう。
「おはよ、院田」
総務部にはすでに営業部の今谷がいた。
「おはよう。今谷も呼ばれたの?」
こそこそと尋ねると、「あれ? 聞いてない?」と今谷。いよいよもってわからない。
すると、総務部長が私と今谷を見た。
「今年の新人の今谷くんと院田さん。ふたりには九月一日から京都に出向してもらう」
「ええ?」
寝耳に水の辞令に私は思わず声をあげてしまい、上司に渋い顔をされてしまった。
それなら先に説明しておいてくださいよ、課長。
今日は月一の朝礼があるので、オフィスで待つ。各オフィスの大型モニターに社長や、専務、庶務連絡がある役職者が代わる代わる映る。全部終わると三十分以上経っていた。
「院田、これから総務に行くぞ」
直属の上司に声をかけられ、私は首をひねりそうになった。なんだろう。総務に用事なんかない。なぜ、上司に連れられ出向くのだろう。
「おはよ、院田」
総務部にはすでに営業部の今谷がいた。
「おはよう。今谷も呼ばれたの?」
こそこそと尋ねると、「あれ? 聞いてない?」と今谷。いよいよもってわからない。
すると、総務部長が私と今谷を見た。
「今年の新人の今谷くんと院田さん。ふたりには九月一日から京都に出向してもらう」
「ええ?」
寝耳に水の辞令に私は思わず声をあげてしまい、上司に渋い顔をされてしまった。
それなら先に説明しておいてくださいよ、課長。