熱情滾るCEOから一途に執愛されています~大嫌いな御曹司が極上旦那様になりました~
「葵も自己分析完璧だね。でも、きみは地味じゃないし、美しいよ」

そう言って、成輔は私に口づけた。優しい優しい口づけ。

「愛してるんだ。今夜、きみを俺のものにしてしまってもいい?」
「聞き方がキザすぎる……。そのつもりでいるから」

答えて、私からもキスを返した。慣れないキスは、きっとへたくそだ。
私の腰に回された成輔の指に力が入る。私はドキドキと鼓動を高鳴らせながら、そっと成輔の胸を推した。

「まって、シャワー浴びてきたい」
「うん。そうだね」

恥ずかしい。だけど、嬉しい。
こんな気持ちは初めてだ。

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