熱情滾るCEOから一途に執愛されています~大嫌いな御曹司が極上旦那様になりました~
その後も体調は回復せず、私はベッドから起き上がれないまま。百合は病院後連絡をしてほしいと念押しをして帰っていった。
成輔と夜はディナーの予定だったが、起き上がれずキャンセルすることに。
成輔はルームサービスで食事を済ませながら、ずっと私の隣にいてくれている。
「結婚式だったのに」
せっかくの結婚式、後半は吐き気と眩暈を耐えるのに必死でよく覚えていない。
「披露宴のごちそうや今夜のディナーの代わりに、体調が落ち着いたらまた美味しいものを食べにこよう」
「美味しいものは嬉しいんだけど、完璧な結婚式にしたかったんだ。私が後半ぐだぐだで。ウエディングドレスを汚さなかったのは幸いだったけど、成輔が来てくれなかったらどうなってたか」
「完璧な結婚式だったよ」
成輔がそう言い、ベッドに横たわる私の額にキスを落とした。
「俺たちのところに赤ちゃんが来てくれたかもしれない」
「まだわからないからね」
「でも俺は幸せだよ」
柔らかく微笑む成輔。その顔を見ているだけで私も幸福な気持ちになる。
実感がわかない。落ち着かない気持ちと体調不良に不安もある。
でも成輔が喜んでくれるなら、怖くないと思える。
その晩、成輔はずっと隣で私に寄り添い、いたわってくれていた。
成輔と夜はディナーの予定だったが、起き上がれずキャンセルすることに。
成輔はルームサービスで食事を済ませながら、ずっと私の隣にいてくれている。
「結婚式だったのに」
せっかくの結婚式、後半は吐き気と眩暈を耐えるのに必死でよく覚えていない。
「披露宴のごちそうや今夜のディナーの代わりに、体調が落ち着いたらまた美味しいものを食べにこよう」
「美味しいものは嬉しいんだけど、完璧な結婚式にしたかったんだ。私が後半ぐだぐだで。ウエディングドレスを汚さなかったのは幸いだったけど、成輔が来てくれなかったらどうなってたか」
「完璧な結婚式だったよ」
成輔がそう言い、ベッドに横たわる私の額にキスを落とした。
「俺たちのところに赤ちゃんが来てくれたかもしれない」
「まだわからないからね」
「でも俺は幸せだよ」
柔らかく微笑む成輔。その顔を見ているだけで私も幸福な気持ちになる。
実感がわかない。落ち着かない気持ちと体調不良に不安もある。
でも成輔が喜んでくれるなら、怖くないと思える。
その晩、成輔はずっと隣で私に寄り添い、いたわってくれていた。