千秋くん、優しくしないでください!!
「あぁ?ナメてんのか?」
そう顔を近づけて脅すように睨みつけてきたので、ガラ空きのお腹に一発お見舞いしてやった。
うん、いい感じではいったかな。
「ぐっ」
苦しそうに顔を歪めて倒れた男を見て、
さっきまでの威勢はどこにいったのかもう1人が冷や汗を浮かべながら殴りかかってきた。
「殺すっ!!」
攻撃を避けて背後に回り、背負い投げで床に叩きつけた。
「な、早っ!?…っ!!」
叩きつけらた背中が痛いのか、立てずに床にうずくまっている男。
…まだ意識は残っているけど、これじゃあ2人ともすぐには立てないよね。
はぁ…もう目立つこととかしたくないのに…
てか、
この人達そんな強くないな…
まぁ少しはケンカ慣れしてるけど、それだけ。
勢い任せだし、攻撃も軽い。