平凡JK、ドS悪魔と婚約しました!?
プロローグ
純恋は今、混乱していた。
(なに、これ!?)
薬指にキラキラした指輪がはめられていた。

 「...お前、名前は?」

曲がり角でぶつかったイケメンの薬指にも、同じ指輪がはめられている。

純恋はイケメンを見上げた。高身長でスラッとしたイケメン。ミステリアスな雰囲気かつ大人の色気を放つイケメンは、心地よい低音ボイスを発する。

 「す、純恋、です」

人生の転機は、いきなり、やってきた。

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