恐怖の開幕〜戦慄の肝試し〜
10.どうしてここに?
「ていうか、なんでここに血文字があるんだ…?」
リョウが言った。
「確かに…」
親戚の話によると、遺体が発見されたのってもっと向こうのはず…。
もしかして、キョウカはここで殺されて、後に犯人が遺体の発見場所へ持っていかれた?
それしか考えられない。
カイトがスマホで血文字と指を撮って、短く「行こう。」と言った。
私達は後ろ髪を引かれるような思いで洞窟の奥へと進んでいった。
なぜかモエリは目を光らせていた。
しばらく進むと、空気が新鮮になり、視界がひらけた。
おそらく洞窟を抜けたのだろう。
見た先には、警察が張ったと思われるバリケードと、古ぼけた学校だった。
警察はいない。洞窟は学校への抜け道だったのだ。
これで殺人事件かどうか、確認できる!
リョウが言った。
「確かに…」
親戚の話によると、遺体が発見されたのってもっと向こうのはず…。
もしかして、キョウカはここで殺されて、後に犯人が遺体の発見場所へ持っていかれた?
それしか考えられない。
カイトがスマホで血文字と指を撮って、短く「行こう。」と言った。
私達は後ろ髪を引かれるような思いで洞窟の奥へと進んでいった。
なぜかモエリは目を光らせていた。
しばらく進むと、空気が新鮮になり、視界がひらけた。
おそらく洞窟を抜けたのだろう。
見た先には、警察が張ったと思われるバリケードと、古ぼけた学校だった。
警察はいない。洞窟は学校への抜け道だったのだ。
これで殺人事件かどうか、確認できる!