恐怖の開幕〜戦慄の肝試し〜
ー葬式場ー
やっと葬式場に着いた。
実際、私たちの町と葬式場はあまり遠くはないんだけど、何故か果てしなく遠く感じた。
そして、私たちは無事ケンさんのお通夜を終えて、残るは研鑽のお葬式だけとなった。
でも、モエリだけはお通夜の時、後ろの方でゲームをしていた。
えぇ!?モエリ!?何してんの?よくバレないね…と、私は時折、半ば呆れ気味にそれを見ていた。
明日のお葬式でモエリ大丈夫かなぁ。
「明日、ついにケン兄が骨になっちまうんだな…」
「うん…、そうだね。」
「やっぱり…俺寂しいよ…う、うぅ…ひっぐ、ケン兄、嫌だ、別れたくないよぉ…ひっぐ」
「リョウ…私もだよ…。」
「僕もだよ…」
「カイト…」
「お前ら…、ありがとう…。絶対…、見つけ出そう、ケン兄や他の子が死ぬ羽目になるようにした犯人を。」
「「うん。」」
やっと葬式場に着いた。
実際、私たちの町と葬式場はあまり遠くはないんだけど、何故か果てしなく遠く感じた。
そして、私たちは無事ケンさんのお通夜を終えて、残るは研鑽のお葬式だけとなった。
でも、モエリだけはお通夜の時、後ろの方でゲームをしていた。
えぇ!?モエリ!?何してんの?よくバレないね…と、私は時折、半ば呆れ気味にそれを見ていた。
明日のお葬式でモエリ大丈夫かなぁ。
「明日、ついにケン兄が骨になっちまうんだな…」
「うん…、そうだね。」
「やっぱり…俺寂しいよ…う、うぅ…ひっぐ、ケン兄、嫌だ、別れたくないよぉ…ひっぐ」
「リョウ…私もだよ…。」
「僕もだよ…」
「カイト…」
「お前ら…、ありがとう…。絶対…、見つけ出そう、ケン兄や他の子が死ぬ羽目になるようにした犯人を。」
「「うん。」」