私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編
「山中先生……………」
「大丈夫ですよ………僕がついてますから」
そしてしばらく抱きしめていた
「先生………ごめんね
帰るところだったのに………」
「僕のことは気にしないでください
いつもこんなもんなので」
「………大変だね、お医者さんって」
「その分、やりがいもありますよ
………………さすがにそろそろ寝ませんか?」
「うん……………先生……いつか……一緒に星見に行こう?」
「いいですよ
君の病気が治ったら………一緒に行きましょうか」
「やった!
先生………おやすみ」
「おやすみなさい」
そして玲華さんが眠ったことを確認して家へ帰った