私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編
「知ってる………それで今日………心療内科に連れて行かれて…………嫌で……逃げて………そしたら雄斗がいた」
「そうだったんだ……………なんか…山中先生も焦ってたからどうしたんだろうとは思ってたけど…………納得した」
「……………もう絶対に行かない」
「………心療内科は行かなくても山中先生のところには行けよ」
「………………やだ……
もう……合わせる顔がない……
山中先生は何も悪くないのに………たくさん傷つけてる………」
「大丈夫だよ、そんなこと気にしなくても
山中先生は分かってるはずだから」
「…………気まずい
本当に病院が嫌な理由バレたし………」
「俺が一緒に行ってやるから
一緒に行こう?」
「でも……仕事は…?」
「日曜なら大丈夫!
家で出来るのもあるし」
「……………………」
「午前中は用事ある?」
「ないけど……………」
「じゃあデートしよ!
午前中デートして時間になったら病院行こっか」