私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編

「…………後藤先生は……優しかった………
　篠宮先生みたいな人じゃないの分かってるから………
　だから………後藤先生がいいです」

「……………分かりました
　彼に予定聞いときますね
　多分今週には行けると思うので」

「そんなに早く取れるんでか？」

「彼とは親しいので
　多少の融通が効くんですよね
　それに君のこと気にしてましたから」

「そう……ですか………」

「………そろそろ病室戻りましょうか
　風邪引いたら困るので」

「………はい
　付き合ってくれてありがとうございました」

「いえ、僕も良い気分転換になりましたから」

そして二人で病室に戻った












病室に戻ると私は睡魔に襲われ、すぐに眠りに入った













気づけば山中先生も帰っていた