私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編
「ですね!」
そして高梨先生と一緒に職員室へ戻った
職員室では関口先生と話している香音の姿があった
「水無瀬さん、ちょっといいかな?」
「はい!」
そして高梨先生と香音は一緒に出て行った
「岩本、元気そうですね」
「ですね……………あいつと何か話しました?」
「まぁね
岩本、私のこと覚えててくれましたよ!」
「そりゃあ………あいつにとって関口先生は大切な存在ですよ」
「…………下山先生も大切な存在ですよ
私以上に
………………ちゃんと覚えていましたよ
下山先生のことも」
「関口先生…………」
「岩本、下山先生のクラスに入るんですよね?」
「あいつが嫌がらなければですけどね」
「嫌がりませんよ
むしろ…………下山先生がいるからこの学校を選んだみたいですよ」
「えっ、そうなんですか?」
「みたいですよー
まぁ後は岩本に聞いてください!」
「………頑張ります」
「私も何かあれば手伝うのでいつでも言ってください!」
「ありがとうございます!」