私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編
「ただ、しばらくは一人暮らしを控えてもらいたいです
どうするか話されていたりしますか?」
「一応、俺の家に来てもらおうと考えてます
ですが………少し相談したいことがありまして……」
「何ですか?」
「香音には内緒にしてほしいんですけど………」
そこから俺の考えていることを山中先生に伝えた
山中先生も真剣に話を聞いてくれた
これは……俺の覚悟を示してくれるものになると思う
「……………………分かりました
それで……いいんですね?」
「はい
俺は決めたので
お願いします」
「分かりました
では、詳しい内容を説明していきます」
こうして山中先生と色々話した
話し終わるともう遅い時間だったため、家にそのまま帰った
これで明日には……香音も退院できるな
香音との暮らし………久しぶりだな
ただ……俺は理性を失わないようにしないとな…………
香音…………可愛いすぎるから大変だな…………
そんなことを考えながら眠りに入った