私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編
「別にそんなのいいのに………」
「仕方ないだろ
まぁ香音が寂しいなら来てもいいんだぞ?」
「いや、寂しくはないからいい」
「ハハッ、そっか
でも………今日みたいな時は来なよ
いつでも来ていいから」
「うん
ありがとう」
「おう
ほら、暗くなる前に帰りな
危ないから」
「分かった
じゃあ……メールするね」
「ん、待ってる
気をつけてな」
「うん!
またね!」
そして帰っていった