私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編

それから1週間後



予定通り、俺は退院することが出来た


リハビリのおかげもあり、だいぶ動くようになった

後は日常生活でどこまで良くなるからしい

でも、ここまで動くようになって嬉しい…!

少し重たい物でも持てる!


本当に感謝しかない



山中先生にお礼を告げ、家に帰った



































「ただいま!」

「雄斗!
 おかえり!!」

家に帰ると香音が出迎えてくれた

「香音〜、久しぶりだな〜」

「だね
 雄斗も頑張ったね!」

「おう
 香音寂しくなかったか?」

「意外と大丈夫だった」

「うわ、悲しー
 俺は寂しかったよ?」

「そうなんだ」

「もうー
 ツンデレなんだからー」

そして香音の唇にそっと触れた

「っ……ちょっと……雄斗……」

「ん、何?」

「…………恥ずかしいんだけど」

「なに、もっとして欲しいの?」

「違うよ、バカ!」

「はいはい
 一回触れられたて満足したから今はしないよー」

「……………雄斗」

「ん?」

「…明日のやつ…覚えてる?」

「あぁ、覚えてるよ
 一瞬間に合わないかと思って焦ったわ」
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