私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編
2日後
「雄斗行ってらっしゃいー!」
「………本当に大丈夫?
一人で行ける?」
「大丈夫だから!
安心して仕事頑張ってください」
「……やっぱり駅まで送ってくよ?」
「そんなことしてたら雄斗遅刻しちゃうから
ほら、いってらっしゃい!」
「………………気をつけて行ってこいよ
危ないことは絶対にするなよ」
「うん
大丈夫」
「何かあったら絶対に連絡しろ
じゃあ…………行ってきます……」
凄い心配そうな顔をして雄斗は仕事に行った
私もそろそろ行かないと!
ここから玲華の地元まで電車で3時間はかかる
夜、暗くなるまでには着きたいから……
準備をして、雄斗の家を出た