私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編

「何も大丈夫じゃないだろ!?
 朝起きてどこにいた?
 体に変な跡とかない!?」

「大丈夫だって………」

「お前は警戒心がなさすぎる!
 あんだけやめろって言ったのに………」

「…………雄斗達と飲んだの
 それでもダメなの…?」

「雄斗…………ってまさか………下山先生か…?」

「うん………」

「会った……のか……?」

「………教育実習、雄斗のいる学校にした」

「香音………大丈夫なのか…?」

「………やっぱり私、雄斗が好き
 ごめんね、心配ばかりかけて」

「いいんだが………付き合ってるのか?」

「………うん
 ダメ……かな………」

「…………全然ダメじゃないよ
 むしろ…………下山先生の方が安心できる」

「なら良かった!
 ……お父さん……いつもありがとう」

「何だよ急に
 あ、やばっ
 そろそろ行くな!
 ちゃんと病院行けよー!」

そしてお父さんは慌ただしく仕事へ向かった












私も少し休んでから水無瀬さんがいる病院へ向かった















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