幼なじみ


「…宏ちゃん? どうかした?」

「あ、いや別に。じゃあわざわざありがとな」

「えっ…、」


ちょ、ちょっと待ってよ。

せっかく来たのに。




だけど、すぐに事の真相が発覚した。



「――宏太!」



……え?


宏ちゃんの背後から聞こえてきた、見知らぬ女の人の声。



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