君に抱いた恋心を記憶の中にそっとしまって。

返事を打ち、送るとすぐにそのメッセージが読まれた。


『そうなんだ笑昨日は遅くまで話してたからね。大丈夫?寝不足じゃない?』


『大丈夫ですよ!今日から春休みなので親からも怒られないですし笑』


『そっか。今日から春休みか。俺のところは昨日からだったから1日遅いんだな』


遥陽さんは昨日から春休みなんだ……いいな。


私の学校より1日早いの羨ましい。


スマホを見ながらそんなことを思っているとお腹が空いたのでご飯を食べようとリビングに降りる。


平日ということもあってお母さんはいつも通り仕事に行ったみたい。食卓にメモが残されていて、お昼ご飯は冷蔵庫にあるものを食べてとの事だった。



「うーん……どうしよう」



冷蔵庫を除き、何を食べようか少し考えてから調理に取り掛かる。と言ってもチャーハンを作るだけなので簡単な調理。


卵をといてフライパンで炒めて終わり。


すぐにチャーハンはできたので軽く食べてからまた部屋に戻る。
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