完璧美人の私がうっかりスカートを穿き忘れた事がキッカケで恋に落ちた話
 ぢゅうっと吸われ、ちゅぽんと彼の口から飛び出た乳首はまるで熟れた果実のように真っ赤になって腫れぼったい。

“さっきまではあんなじゃ……!”

 一瞬で作り替えられ敏感になったその乳首にすぐまた彼が舌を這わせ、コリコリと転がされる度にびくびくと腰が何度も跳ねた。

 
「乳首好きなんですか?」

 楽しそうな声に内心苛立つが、絶え間なく与えられる刺激に返事なんて出来なくて。

“絶ッッ対いつものあの意地悪な笑顔してるんだわ!”

 これ以上恥ずかしい声を出さないように必死で口元を押さえながら快感に耐えるが、ジンジンの痺れる乳首は舌で弾かれる度に脳の奥も痺れさせた。


「声、聞かせてくれたらいいのに」
「んんっ、ぜったい、や……っ!」

 半ば意地になってそう答えると、胸元から顔を上げた彼がひたすら弄んでいた乳首から左手を離す。

 そしておもむろに口元を押さえていた私の右手の指に彼の指を絡めるようにして握られた。

「あっ」
「顔だって、見ながらシたいです。美月さんの全部が見たい」
「……っ」

“絶対意地悪な笑顔をしてると思ったのに”
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