完璧美人の私がうっかりスカートを穿き忘れた事がキッカケで恋に落ちた話
 そのまま軽く往復するように私の太股を撫でた彼の手のひらは、再びするりと滑り下着の中心に触れて。


 ――くちゅ、と粘りのある音が部屋に響く。


「良かった、濡れてますね」
「そりゃ、そう……でしょ」

 ホッとしたような彼の言葉に思わず返事をすると、少しだけ不思議そうな顔を向けられた。

 そんな彼の顔が少し可笑しくて。

「す、好きな人に触れられてる……ん、だもの」

 口に出すのは恥ずかしかったが、私のこの気持ちが伝わっていないのもそれはそれで悔しいから。

 羞恥心からフィッと顔を背けつつそう言った。


「ほんと、煽りすぎです」

 はぁ、と何故かため息を吐かれた私が慌てたのも束の間、下着の横から彼の指が入り濡れ滴った蜜壺を直接ちゅくりとなぞる。

 そのままつぷりと指の先が入り口を割ったと思ったら、内壁を擦るようにぬぷ、とゆっくり挿入された。


「――ぁっ」

 久しぶりにナカへ受け入れるその異物感。
 ぐちゅぐちゅという音と一緒にナカから愛液を溢れさせながら彼の指を受け入れると、指の腹で擦り上げられ息を詰める。
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