完璧美人の私がうっかりスカートを穿き忘れた事がキッカケで恋に落ちた話
「美月先輩のせいで私がサボってたの、バレたんですけど」
「あら。まぁ受付に私しかいなかったからそう勘違いされたのね。貴女も正直に言えばよかったじゃない? 自分も体調不良だって」
なんていうやり取りもこなせるようになっていた。
“というか、自業自得じゃない”
突然持ち場を抜けたのだから、本来ならば迷惑をかけたと謝罪するべきだとわかっていたが、彼女の第一声がそれだったのでこのままスルーすることにする。
そもそも自称体調不良で同僚も持ち場にいなかったのだからお互い様だろう。
受付に立っている時間は横から刺々しい気配を感じていたが、その気配も流した私は昼休みに総務部へと向かった。
もちろん金曜日の早退届を出すためである。
「確か総務部長に話を通しておくって話だったわよね」
水澄さんの上司である盛岡部長の言葉に甘えて総務部を訪れた私が総務部長を呼んでもらうと、確かに話を通しておいてくれたらしく早退届を手にして出て来てくれた。
ありがたくその場で記入するとすぐに受理して貰え、これが連携というものだと改めて感動する。
“現在の受付にはないものね”
「あら。まぁ受付に私しかいなかったからそう勘違いされたのね。貴女も正直に言えばよかったじゃない? 自分も体調不良だって」
なんていうやり取りもこなせるようになっていた。
“というか、自業自得じゃない”
突然持ち場を抜けたのだから、本来ならば迷惑をかけたと謝罪するべきだとわかっていたが、彼女の第一声がそれだったのでこのままスルーすることにする。
そもそも自称体調不良で同僚も持ち場にいなかったのだからお互い様だろう。
受付に立っている時間は横から刺々しい気配を感じていたが、その気配も流した私は昼休みに総務部へと向かった。
もちろん金曜日の早退届を出すためである。
「確か総務部長に話を通しておくって話だったわよね」
水澄さんの上司である盛岡部長の言葉に甘えて総務部を訪れた私が総務部長を呼んでもらうと、確かに話を通しておいてくれたらしく早退届を手にして出て来てくれた。
ありがたくその場で記入するとすぐに受理して貰え、これが連携というものだと改めて感動する。
“現在の受付にはないものね”