恋愛経験ゼロの御曹司様が札束で口説こうとしてきた
小話

 ──お酒は、飲まない方が良いかもしれませんね。

 陰った笑顔と、甘やかすような声音。
 それが文乃の覚えている最後の記憶だ。


< 39 / 42 >

この作品をシェア

pagetop