相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
二人の日常
寝室に、アラームの音がけたたましく鳴り響いている。
姫華が、うつ伏せで爆睡している。
すると寝室のドアがゆっくり開いて、エプロンをつけた真皇が入ってきた。
姫華の姿にフフ…と微笑んで、ベッドに近づく。
アラームを止め、姫華の寝顔を覗いた。
「ヒメさん、ヒメさん!朝ですよ!
起きましょう!」
「んーんんーー!!」
「ヒメさん!起きないと、遅刻しますよー!」
「んん…
━━━━━━ん?はっ……!!?」
ガバッと起きあがる、姫華。
「おはようございます、ヒメさん!」
「あれ?今、何時でしょう?」
寝ぼけ眼で、真皇を見る。
「……/////7時21分回ったとこです」
ボーッとしている姫華が可愛くて、見惚れながら答える真皇。
「えー!!もっと早く起こしてください!」
「何度も声はかけましたよ?」
「マオさん!」
「はい」
「そうゆう時は、殴って起こしてください」
「そんなことできませんよ。
ヒメさんを殴るなんて、死んでもできません」
「8時には出ないと、今日は仕事がたまってるんです。
残業はしたくありません。
マオさんと長い時間会えないのは嫌なので」
「俺だって嫌です。
ヒメさんのいない日中の時間が長くなるのは」
「ですよね」
「はい」
「ですので、今、抱っこしてください。
あ、キスもしたいです。
ついでに、後ろから抱っこされて朝食をいただきたいです。
いいですか?」
「もちろん、大歓迎です!」
両手を広げる姫華を、軽々と抱き上げる真皇。
寝室を出ていくのだった。
「━━━━はい、ヒメさん!
もう時間がないので、後これだけ食べておきましょう!
あーん!」
後ろから真皇に包み込まれ、食べさせてもらっている姫華。
嬉しそうに、口を開けた。
「んー、美味しいです!
朝から幸せです!
マオさんに抱っこされてからの、食べさせてもらっているなんて!」
「フフ…良かったです!
ヒメさんに喜んでもらえて!」
「………」
「ん?ヒメさん、どうしました?」
「ごめんなさい、マオさん」
突然そう言って、真皇から離れた姫華。
真皇の隣に座り直した。
「え?え?ヒメさん、どうして離れるのですか?」
「マオさん、これじゃ食べれないじゃないですか!?
ごめんなさい。これは甘えではなく、ワガママでした。
マオさんも食べてください」
「━━━━━ヒメさん、ダメですよ」
頭を下げる姫華に、真皇は強引に引き寄せた。
姫華が、うつ伏せで爆睡している。
すると寝室のドアがゆっくり開いて、エプロンをつけた真皇が入ってきた。
姫華の姿にフフ…と微笑んで、ベッドに近づく。
アラームを止め、姫華の寝顔を覗いた。
「ヒメさん、ヒメさん!朝ですよ!
起きましょう!」
「んーんんーー!!」
「ヒメさん!起きないと、遅刻しますよー!」
「んん…
━━━━━━ん?はっ……!!?」
ガバッと起きあがる、姫華。
「おはようございます、ヒメさん!」
「あれ?今、何時でしょう?」
寝ぼけ眼で、真皇を見る。
「……/////7時21分回ったとこです」
ボーッとしている姫華が可愛くて、見惚れながら答える真皇。
「えー!!もっと早く起こしてください!」
「何度も声はかけましたよ?」
「マオさん!」
「はい」
「そうゆう時は、殴って起こしてください」
「そんなことできませんよ。
ヒメさんを殴るなんて、死んでもできません」
「8時には出ないと、今日は仕事がたまってるんです。
残業はしたくありません。
マオさんと長い時間会えないのは嫌なので」
「俺だって嫌です。
ヒメさんのいない日中の時間が長くなるのは」
「ですよね」
「はい」
「ですので、今、抱っこしてください。
あ、キスもしたいです。
ついでに、後ろから抱っこされて朝食をいただきたいです。
いいですか?」
「もちろん、大歓迎です!」
両手を広げる姫華を、軽々と抱き上げる真皇。
寝室を出ていくのだった。
「━━━━はい、ヒメさん!
もう時間がないので、後これだけ食べておきましょう!
あーん!」
後ろから真皇に包み込まれ、食べさせてもらっている姫華。
嬉しそうに、口を開けた。
「んー、美味しいです!
朝から幸せです!
マオさんに抱っこされてからの、食べさせてもらっているなんて!」
「フフ…良かったです!
ヒメさんに喜んでもらえて!」
「………」
「ん?ヒメさん、どうしました?」
「ごめんなさい、マオさん」
突然そう言って、真皇から離れた姫華。
真皇の隣に座り直した。
「え?え?ヒメさん、どうして離れるのですか?」
「マオさん、これじゃ食べれないじゃないですか!?
ごめんなさい。これは甘えではなく、ワガママでした。
マオさんも食べてください」
「━━━━━ヒメさん、ダメですよ」
頭を下げる姫華に、真皇は強引に引き寄せた。