相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
「━━━━━━フッ…!!」
そして今朝のことを思い出し、噴き出す。


真皇の腕の中。
真皇を抱き枕のようにして抱きついている、姫華。

それが可愛くて、嬉しくて、真皇は姫華にキスを落とした。
そのまま、深くなっていく。

『━━━━んんっ…ん……っ…』
息苦しくなったのか、姫華が目を覚ました。

『ん…おはよう、ございます…!ヒメさん!』
姫華に啄むキスを繰り返しながら、微笑み言う。

『あ…マオさ……』

『フフ…どうですか?
キスでの目覚め』

『……//////』

『フフ…その顔見るだけで、わかりました!
ほんと、朝から可愛いですね……!』



「━━━━ほんっと、可愛かったなぁ。
今度から、キスで起こすようにしよう!」

今朝のことを思い出しながら姫華を見つめていると、いつの間にか眠っていた。


しばらくして━━━━━━頭に心地よさを感じて、ゆっくり目を開けると、姫華が優しく微笑み頭を撫でていた。

「あ…起き、た…かな?
……………おはようございます!マオさん!」

「あ…んー、ヒメさん!
ヒメさーん、好きです!大好きです!」
抱きつき、キスを繰り返す。

「フフ…くすぐった、い…です…よ……!!」

「フフ…我慢してください!
しばらく、ゴロゴロしましょう!」

それから、昼過ぎまでベッドでゴロゴロいちゃいちゃしていた。


「━━━━もうそろそろ起きますか?」
「はい、そうですね!
お腹すきましたね(笑)」
ゆっくり起き上がり、手を繋いでダイニングに向かう。

「フフ…じゃあ、作りますね!
何食べたいですか?」
「うーん…
パスタ、食べたいです!」

「パスタか……
和風パスタにしましょうか」
「はい!
私も、一緒にします!
サラダ!作りますね!それなら、私でも出きるし!」
「はい!」

姫華はレタスをちぎりながら、真皇に見惚れていた。
手際よく野菜を切り、炒めている真皇。
何気ない調理姿。
なのにキラキラしていて、目が離せない。

「ん?ヒメさん?」
「え!?/////あ、ご、ごめんなさい!」

慌てて、レタスに意識を向ける。
そんな姫華の顔を覗き込む、真皇。
「ヒメさん、なんですか?」

「……/////」
“見惚れてました”とは、なんだか恥ずかしくて言えない。
顔を赤くし、首を横に振った。

「ん?」
「……/////」
更に顔を近づけてくる真皇に、姫華は更に顔を赤くする。
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