相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
それからはDVDを見たり、学生の頃の昔話をしたりして過ごした。

夕食も一緒に(ほぼ、真皇)作り、やっぱり真皇に後ろから抱き締められ食べさせ合った二人。

今は、一緒に入浴をしようと風呂場にいる。

「━━━━━はい、ヒメさん!バンザーイ!!」
姫華を裸にして、真皇も「すぐ、脱ぎますからね」と一気に裸になった。

シャワーにかかりながら、互いに身体を洗う。
そして、湯船に浸かった。

「んー!この入浴剤、良い香りですね!」
「ですね!旅館に売ってたんですよ?」

「え?そうでしたっけ?」
「はい。
ヒメさん、花の香り好きでしょ?
だから買ってみました!」

「へぇー!ありがとうございます!」
振り返り、お礼を言う。
真皇も微笑んで、頬に触れてきた。

「ヒメさん」
「ん?」

「もう、我慢できないみたいです」
「………え?」

「もう、暗いからいいですよね?」
意味深に笑う、真皇。
「あ/////は、はい!」

「フフ…そうゆうところも、可愛いですね…!」
頬をぷにぷにとつまんだ。

「……/////」
(絶対!からかわれてる…!!)


風呂場を出て、二人ともタオルを巻き寝室に向かう。
ベッドに向かい合って座った。

「………」
「……/////」

「………」
「……/////」

「ヒメさん」
「……/////」

「ヒメさーん!」
恥ずかしさで俯く姫華の顔を覗き込む。

「……恥ずかし…/////」

「ヒメさん、もうそろそろ慣れませんか?」
「え?」

「ヒメさんにも、ちゃんと俺のこと見てもらいたいです!」
「でも、恥ずかしくて…」

「ヒメさんも、俺のこと好きの頂点まで好きなんですよね?」

「え?はい!」

「だったら、それを証明してください」

「え?」

「俺だけ見つめたら、俺だけがヒメさんを好きみたいです」

「そ、そんなことないですよ!!!」
バッと顔を上げる。

「あ…やっと、目が合った……」
「あ…/////」

「ね?見つめ合わないと、意味がない」
真っ直ぐ見つめている、真皇。

テーブルランプの淡い光が、真皇を優しく照らしている。
綺麗で、妖しくて、ドキドキしてくる。

なぜか姫華は、目が逸らせなかった。


「その顔、良い…/////」
「え?え?マオさん?」

「真っ直ぐ、俺だけを見てる目。
他には何も見えない目。
瞳に俺だけしか映ってない。
━━━━━━━最高です……!!」

そして、真皇の顔が近づいてくる。
口唇が重なる寸前。

「このまま、俺だけを見ててくださいね!」

と言った━━━━━━━
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