相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
「━━━━ヒメさん、ヒメさん」
「……/////」

指を絡めて手を繋ぎ、繋がっている。
隙間がないくらい密着していて、二人の甘くて熱い吐息だけが部屋に響いていた。

「ヒメさん、俺を見て…」
「マオさん…/////」

「ん。
そのまま、俺を見ててくださいね」
「はい/////」

真皇が動きだし、ベッドのスプリングが軋む。
真皇の色っぽい表情に見惚れながら、姫華はその激愛を受けとめていた。


「━━━━━━━マオさん」
二人とも果てて、真皇の腕枕で横になっている。
真皇を見上げ、名を呼ぶ。

「はい」

「マオさんは、恥ずかしくないんですか?」

「ん?恥ずかしい?
━━━━━はい。
ヒメさんになら、何を見られても平気です。
全部を、さらけ出せるので」

「そうですか」

「でも、恥ずかしがってるヒメさんも可愛いです!」

「え////」

「そんなヒメさん見るのも、幸せです!
でも、見つめ合っていたいです。
恥ずかしそうに、ヒメさんが俺を見つめるその目が好きです」

「……/////」
ドキドキしながら、真皇を見つめる。

「うん…この目、好きです……!」

「マオさんは、ストレートですね」

「そうですね。
でもそれは、上手く感情を伝えられないってことですけど…」

「え?
ストレートに気持ちを伝える方が、意外と難しそうですよ?」

「“上手く傷つけないように相手に伝える”ってことが、出来ません。
“オブラートに包んで”とか。
そうゆうの、苦手です。
まぁ……相手に“傷つかないように”なんて、気も遣いませんが。
それに俺がこんな容姿だから、みんな怖がってまともに話してはくれないですし、気を遣う以前の問題ですが。
そうですね……
気を遣うのは、ヒメさん相手だけです」

「私だけ…/////」

「はい、ヒメさんだけ。
こんなに大好きなのも、夢中で求めてしまうのも、尊敬し敬語で接するのも、優しくするのも、全部全部……ヒメさんだけです━━━━━━」

真皇の顔が近づいてきて、姫華は目を瞑った。
口唇が重なって、チュッ!とリップ音をさせて離れた。

「マオさ…もっと…もっとしたいです…」
と、顔を寄せてきた姫華。

「……/////」
その興奮したような色っぽい姫華に煽られ、真皇の劣情がそそられ刺激される。
ガバッと姫華を組み敷き、口唇に食らいつくようにキスをした。
夢中で貪ると「マオさん…好き…」と、姫華の甘い声がもれてくる。

更に劣情を煽られ、真皇の理性が荒らされる。

「……………ヒメさん…も…一回…シましょ?」
「え?もう、無理です/////」

「いえいえ、無理なのは俺の方です」
「え………」

「ヒメさんは、俺を受けとめてくれればいい。
俺を見つめててくれればいいんです。
だから、受けとめて俺を見てて━━━━━━?」
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