相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
~真皇 side~
それからヒメさんは、本当に片時も俺から離れなかった。
ランチを作り終えるまで、俺の調理の邪魔にならないように傍で見ていた。
食べる時も「食べさせてください」と言い、俺が全て食べさせた。
今日のランチは、オムライスと野菜スープ。
スプーンですくい、口元に持ってくとまるで雛のように小さな口を開けて食べた。
「んー、美味しい!」
「フフ…良かったです!」
「でもこれ…この前行ったレストランのオムライスに似てますね!」
「あ、わかりました?
忠実に再現しました!」
「凄い!
やっぱ、マオさんは凄いなぁー!
そうゆうところも、大好きです!」
俺を見上げて、満面の笑みのヒメさん。
可愛くてしかたがない。
しかも、口の端にケチャップがついてしまった時なんか━━━━
「あ、ティッシュ嫌です!
チュッてして取ってください!」
なんて━━━エロい要求してきたから、もう……俺は煽られて抑えるのが大変だ。
トイレにもついてきて、ドアの前で待ってるし。
出た瞬間抱きついてくるし。
不思議なのは、ヒメさんの行為全てに“鬱陶しさを感じないこと”
むしろ、嬉しいと感じているということだ。
普通、いくら仲の良い夫婦でもここまでないだろう。
それに、さすがに鬱陶しいはずだ。
俺も、ヒメさんに出逢ってなければ“キモい女”としか思わない。
愛情は、ある意味恐ろしい感情だな。
だって━━━━こんな鬱陶しい行為も、全て喜びに変えてしまうのだから。
そして今も、ヒメさんは俺の腕の中にいる。
ソファに座る俺の膝の上に跨がり、俺の首に顔を埋めた状態だ。
最近のヒメさんの一番好きな体勢らしい。
「マオさんの匂い、好きです~」
「フフ…俺も、ヒメさんの匂い好きですよ!
食べたくなります!」
「え!?/////ま、またそんなことを……/////」
バッと、顔を上げ向き直るヒメさん。
その時の、この真っ赤な顔!
この顔が見たくて俺は、わざとにこんな言い方をする。
「ヒメさん、明るい内から抱き合うのもいいと思いません?」
「え!?/////」
ヒメさんは、このての話は苦手だ。
すぐに顔を赤くして、照れたように視線を逸らす。
それがまた可愛くて、俺はからかうのだ。
「やっぱ、嫌ですか?」
「嫌じゃないですよ?」
「じゃあ、ベッドに連れてっていいですか?」
「……/////」
ヒメさんが照れたように笑い、小さく頷いた。
俺は内心驚きながら、ヒメさんを抱き上げ寝室に向かった。
それからヒメさんは、本当に片時も俺から離れなかった。
ランチを作り終えるまで、俺の調理の邪魔にならないように傍で見ていた。
食べる時も「食べさせてください」と言い、俺が全て食べさせた。
今日のランチは、オムライスと野菜スープ。
スプーンですくい、口元に持ってくとまるで雛のように小さな口を開けて食べた。
「んー、美味しい!」
「フフ…良かったです!」
「でもこれ…この前行ったレストランのオムライスに似てますね!」
「あ、わかりました?
忠実に再現しました!」
「凄い!
やっぱ、マオさんは凄いなぁー!
そうゆうところも、大好きです!」
俺を見上げて、満面の笑みのヒメさん。
可愛くてしかたがない。
しかも、口の端にケチャップがついてしまった時なんか━━━━
「あ、ティッシュ嫌です!
チュッてして取ってください!」
なんて━━━エロい要求してきたから、もう……俺は煽られて抑えるのが大変だ。
トイレにもついてきて、ドアの前で待ってるし。
出た瞬間抱きついてくるし。
不思議なのは、ヒメさんの行為全てに“鬱陶しさを感じないこと”
むしろ、嬉しいと感じているということだ。
普通、いくら仲の良い夫婦でもここまでないだろう。
それに、さすがに鬱陶しいはずだ。
俺も、ヒメさんに出逢ってなければ“キモい女”としか思わない。
愛情は、ある意味恐ろしい感情だな。
だって━━━━こんな鬱陶しい行為も、全て喜びに変えてしまうのだから。
そして今も、ヒメさんは俺の腕の中にいる。
ソファに座る俺の膝の上に跨がり、俺の首に顔を埋めた状態だ。
最近のヒメさんの一番好きな体勢らしい。
「マオさんの匂い、好きです~」
「フフ…俺も、ヒメさんの匂い好きですよ!
食べたくなります!」
「え!?/////ま、またそんなことを……/////」
バッと、顔を上げ向き直るヒメさん。
その時の、この真っ赤な顔!
この顔が見たくて俺は、わざとにこんな言い方をする。
「ヒメさん、明るい内から抱き合うのもいいと思いません?」
「え!?/////」
ヒメさんは、このての話は苦手だ。
すぐに顔を赤くして、照れたように視線を逸らす。
それがまた可愛くて、俺はからかうのだ。
「やっぱ、嫌ですか?」
「嫌じゃないですよ?」
「じゃあ、ベッドに連れてっていいですか?」
「……/////」
ヒメさんが照れたように笑い、小さく頷いた。
俺は内心驚きながら、ヒメさんを抱き上げ寝室に向かった。