相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
姫華の言葉が届かないまま、真皇の愛撫が続く。
次第に、姫華も“その気”になってくる。

「ヒメさん…いいですか…?」
「……/////」

繋がって、姫華の甘い声が響いた。

「ヒメさん、俺を見て?」
「だめ…////」

「ダメじゃないです…
顔隠さないで、見せてください…!」
優しく姫華の手を掴み、指を絡める。

「……/////」

「可愛い…/////
可愛すぎます/////
………この可愛い顔…俺しか見れないんですよね?
幸せです━━━━!」

「マオさ…/////」

「フフ…可愛い!もっと…もっと俺の名前呼んでください…!」

「マオさん…マオさ…好き…/////」

「俺も、大好きです!
ヒメさんが…ヒメさんのことだけが、大好きです……!」

真皇の動きが早くなって、二人は同時に果てた━━━━━


「ヒメさん、ありがとうございます」
真皇の腕枕で、頭を撫でられている姫華。
ゆっくり、顔を上げる。

「え?」

「俺を受け入れてくれて…!」

「フフ…はい!」

「ずっと、怖かった……」

「ん?」

「ヒメさんに、軽蔑されるって」

「………」

「風谷の仕事のこと、正直ひきましたよね?」

「うーん…正直、そうですね。
仕事のことは、受け入れられません」

「ですよね」

「風谷さんにも言ったんですが、マオさんの友達ってことに関してだけは、受け入れます!
でも……」

「はい」

「風谷さん達には、足を洗ってほしいです!
そのためなら、私も協力しますから!」

「わかってます。
本当にヤバくなったら……俺が、風谷達を警察につき出すつもりでいます」

「え?」

「縁を切るのではなく、正しい道に誘導してあげたいので」

「はい!私も、協力します!」

「はい!」
微笑んだ真皇が、姫華の頬に触れた。
気持ち良さそうに、すり寄せる姫華。

「ヒメさんは、やっぱカッコいいです!」

「え?」

「風谷達のこともちゃんと受け止めて、真っ直ぐ風谷達自身を見てくれる。
カッコいいです!」

「………」
微笑み言う真皇の言葉に、姫華は口をつぐみ俯いた。

「え?ヒメさん?」

そして、真剣な表情で真皇を見上げた。


「マオさん、私の“罪”を聞いてください━━━━━━」
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