こんなLOVEありかも★

桃は俺の彼女(遠矢の気持ち)

俺が応援席に目をやった時、桃を抱える宗先輩が目に入る。



何があったんだ!



どうして宗先輩が桃を抱いているんだよ。



すぐそばには唯花先輩もいた。



二人は何かいい争っているように見える。



桃に触れるなとあれだけ言ったのに。



俺は分かってしまったんだ。



宗先輩は今だに桃が好き。


唯花先輩とは何か訳があって付き合っている。



それはもしかして桃を守る為か?



たけど俺は認めないよ。



桃はもう俺のものだから、宗先輩の好きなようにはさせない。



俺は桃を五年間思い続け、漸く桃の事を手にいれたんだ。



離す訳がない。



どんな事をしても桃は離さない。



桃に触れる宗先輩が許せなかった。



俺は応援席の階段をかけ上がった。



宗先輩の腕の中いた桃は気絶しているようだ。



俺は宗先輩に近づき、『桃は俺の何で。』



無理矢理桃を奪い抱き締めた。



俺はもう一度宗先輩を睨み付けた。



『桃に何したんだよ!』



宗先輩はごめんと頭を下げた。






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