こんなLOVEありかも★

父と母が頷く。



宗は私を見ようとしない。


宗が運命の人かも分からない。



私は宗を見て、｢早くケーキ食べようよ。



宗もお姉ちゃんも座って。｣



宗が私の横に座る。



私はケーキを口にすると宗が、『桃もう食べたのか？』



だって久しぶりのケーキで食べたかったから。



｢宗このケーキメチャ美味しい。｣



宗が私を見て微笑む。



桃口にクリームついてる。


宗が指で私の唇についたクリームをとった。



宗の冷たい手が唇に触れドキってする。



私大丈夫？



遠矢といた時も宗の事は忘れられなかった。



宗を見つめてしまう。



｢もう何？二人で見つめあっちゃって！｣



私は必死に平静を装った。


どうしょうドキドキが止まらない。



｢ねぇ夕飯はすき焼きにしない？



父さんと母さん一緒に今から買い物に行こうよ。｣



父が私を見て、｢そうだな久しぶりに三人で買い物もいいな。



桃と宗留守番を頼むな。｣


お姉ちゃんと両親は私と宗を置いて出掛けてしまう。