あの星空を忘れない。
私に続いてお母さん、お父さんも車に乗った。

「星奈〜、これからかれこれ4時間、5時間ぐらい
車に乗るから気持ち悪くなったらすぐ言ってね!」

マジか、半日はかかるとは言われてたけど
5時間⁈

一応病院から、薬をもらってあるし、酔い止めも飲んだからヘーキだと思うけど、

不安になってきた、、

「うん。」

まぁそしたら寝てればいいもんね!

「よし、じゃあ出発するぞー!」

「「おぉ〜!」」

みんな元気かな、

私のことなんて忘れてると思うけど、
少し期待してる自分がいることにびっくりした。

そんなにみんなに覚えていてほしいんだ、、
不思議。

そんなことを考えながら窓の外を見ていた。
眠くなってきた。

少しぐらい寝ててもいいよね。

私はゆっくり眠りに落ちた。
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