あの星空を忘れない。
数時間みんなとおしゃべりしたあと、
そろそろホテルのチェックインだから帰る。


「星奈ちゃん、また明日ね、」

萌音ちゃんが悲しそうに挨拶をした。

「うん。また明日ね!」

なるべく萌音ちゃんを元気づけるように、あかるく言った。
すると、表情が明るくなった。

「星奈!また明日!絶対に来てね!」

「うん。黒羽ちゃんもまた明日ね!」



それから、みんなとも大袈裟ながらさよならをして、

私たちは黒羽ちゃん家を出た。



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