お兄ちゃんと溺愛結婚!?~ハイスペ御曹司は昨日まで妹だったちょいぽちゃの私と本当の家族になりたいらしい~
今後の展開
太陽が琴莉をベッドに押し倒したが、口以外へ軽いキスをしているとモアナがドアをノックしてきたためそれ以上の進展は無い。
親から、太陽には決まった相手がいると聞いているモアナだが、相手が誰でも絶対に自分の方がふさわしいと考え太陽に猛アタック。
学校の皆も太陽とモアナはお似合いの恋人同士だと信じ、琴莉もその方がいいと考えるようになっていく。
でも太陽はモアナに全く見向きもせず、琴莉に対して甘く迫ってくる。
その一方で、琴莉は弓道部で一緒だった犬居一波から告白された。
好きな人がいるからと断る琴莉。
その好きな人が太陽なら、住む世界が違い過ぎるから諦めた方がいいと言われ心が揺れてしまう。
さらにモアナから、兵頭グループの娘である自分と結婚しないと旭の会社の将来にも影響が出るから妹なら協力しろと言われ琴莉は心が折れそうになる。
そんな中、父、旭の会社のパーティーに初めて参加する事になった琴莉。
旭の娘で太陽の妹でもある琴莉の存在に周囲の期待値は上がっていたが、ちょいぽちゃな琴莉を見て嘲笑する声が聞こえてきた。
同じ場に参加していたモアナは勝ち誇ったような表情。
周囲からは、兵頭グループの社長令嬢であるモアナが太陽の結婚相手に相応しいという声が上がる。
いたたまれない気持ちを抱えた琴莉を助けくれたのは、琴莉が中学の時から通っている弓道の会の会長、高松さん。
琴莉は知らなかったが、実は高松は兵頭グループの会長で今も強大な影響力を持っている兵頭高松だった。
都合のいいときばかり祖父を頼る孫のモアナよりも、人格の優れた琴莉の方が太陽の相手に相応しいと断言。
周囲の皆も、人を見る目がある兵頭高松が言うなら間違いないと琴莉を認める。
そして太陽から琴莉と入籍している事を聞いていた高松のすすめで、太陽と琴莉は結婚を発表。
皆からも祝福される。
生徒会でステンドグラスのデザイン案を作成していた礼拝堂の大規模改修が終わった。
礼拝堂は卒業式の予行練習から使用する予定だが、一足先に鍵を預かった生徒会長の太陽が琴莉をつれて中へ入る。
新しいステンドグラスは、たくさんの小鳥が太陽に向かって羽ばたいている優しい色合いで見事なものだった。
「職権乱用してデザインを『ことりと太陽』にしちゃったよ」と悪戯っぽく笑う太陽、指輪を琴莉にプレゼントする。
神聖な礼拝堂でふたりだけの結婚式を挙げ、ハッピーエンド。
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